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 「神戸アスリートタウン」は,阪神・淡路大震災からの本格復興に向けて,まちに活力と魅力をもたらすことを目指して始まった取組みです。
神戸アスリートタウン構想基本計画の策定
 神戸アスリートタウンの実現を目指すにあたっての指針として,平成9年(1997年)12月にスポーツ医・科学の専門家などからなる神戸アスリートタウ ン構想研究会よりいただいた提言(→「神戸アスリートタウン構想研究会提言書」)をもとに,神戸アスリートタウン構想推進委員会(委員長・武田建関西学院 大学前理事長)において基本計画の策定作業を行い,平成11年(1999年)5月に「神戸アスリートタウン構想基本計画」を発表しました。
本格復興に向けたまちづくりとして
 平成7年1月17日,神戸を襲った震災は「まち」にも「人の心」にも「産業」にも,大きな爪あとを残しました。あれから多くの人々の思いと力により,神 戸は世界が驚くほどのスピードで復興を進めてきましたが,神戸が本格復興を遂げ,より魅力的で活力のあるまちとして持続的に発展していくためには,単に 震災前の状況を取り戻すだけではなく,大きな「時代の潮 流」を先取りし,「神戸の個性」を活かし,新しい発想のもとで先導的で総合的なまちづくりが重要となります。この中で,子どもたちの夢と未来にこたえ,す べての市民が共有し,参加できるまちづくりのテーマとして「健康」「スポーツ」が掲げられました。
時代の潮流
少子・高齢化社会,健康意識の高まり
 高齢化が進む中,軽い運動やスポーツを通じて健康づくりや仲間づくり,生きがいづくりをしていこうとする人々が増えています。一方で,少子化や都市化に ともなって子どもたちの体力低下・社会適応能力の低下などの問題が起こってきています。このため,家庭や地域において,家族や地域住民とふれあいながら継 続 的に心身の健康づくりやスポーツなどを行える環境が求められています。

■個人の価値観の多様化
 近年,個人の価値観が量から質へ,モノの豊かさから心の豊かさへと移行するにつれて,スポーツそのものが本来備えている楽しさや喜び,創造性を享受する ためにスポーツを行う人々が増えています。この流れの中,多様な種目や様々な関わりかた(する・みる・ささえる)を通じて,多くの人々がスポーツをした り,参加することにより,スポーツが市民一人一人の生活や地域コミュニティへ大きな影響を及ぼしつつあります。
神戸の個性
■恵まれた自然環境
 神戸は,海や山,坂あるいは田園など,多様な環境をあわせもっており,恵まれた自然環境を市民の身近に備えています。特に六甲山系を中心とした緑の自然環境はまちに潤いを与えており,そこでは自然と緑の魅了を満喫しながら登山や散策などを楽しむことができ,市民の身近な自由時間活動エリアとなっています。
 一方で,瀬戸内海に面する須磨・垂水では,海を楽しむことのできる海洋レクリエーション地域として,阪神間有数のヨットハーバーや海水浴場があり,水泳やヨットなどを楽しむことができます。

■ 国際スポーツ都市
 神戸には多くのスポーツが海外から伝わり,日本におけるスポーツ発祥の地として,ゴルフやラグビー,フットボールなど全国に数多くのスポーツを紹介してきました。また,スポーツクラブの発祥も1869年にまでさかのぼることができ,今日においてもその伝統が受け継がれています。
 また,近年では昭和60年(1985年)のユニバーシアード神戸大会,平成元年(1989年)のフェスピック神戸大会や2002FIFAワールドカップの神戸開催など,国際スポーツ都市としての顔も持っています。

■プロ・アマスポーツの活躍
 神戸では,野球のオリックス・バファローズやサッカーのヴィッセル神戸,バレーボールの久光製薬スプリングスや神戸製鋼・ワールドのラグビー部などトップレベルのスポーツチームのほか多くのスポーツ選手が活躍しています。?

■健康・スポーツ施設の充実
 市内には様々なスポーツ・健康施設があります。総合運動公園や王子公園,しあわせの村など既存の施設のほか,垂水健康公園や北神戸田園スポーツ公園などがオープンするなど,市内の広域なスポーツ・レクリエーション需要に対応した施設の整備が進められてきました。また,平成15年4月には神戸ウイングスタジアム(現 ホームズスタジアム神戸)の二次整備が完了し,神戸アスリートタウンの拠点施設のひとつとしてグランドオープンしました。



               
 
 
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